2023-08-13(Sun) / Barbie

レイトショーでBarbieを観てきたので新鮮なうちにざっくりとした感想を書いておく。

まず映画は全体的におもしろかった。定番バービーが完璧なバービーランドで過ごす様子と、リアル世界に干渉されて憂鬱な気分で過ごすさまが対比になっていく様は演出もダンスもみていて楽しめた。 子どもの頃にバービー人形で遊んだことはないんだけど、さまざまなタイプのバービーがいたり、いろんな衣装があったり、廃盤になったキャラもいたり、昔からバービーで遊んでいた人がみると懐かしさで感慨深いだろうなと思った。

ケン役がライアン・ゴズリングと知って俄然見る気になったのだけど、他のキャスト見たら「セックス・エデュケーション」のメイヴ役の女優さんがでておりさらに見る気になった。 そしてバービーが進んだリアル世界のマテル社に、これまた「セックス・エデュケーション」のアダム役の俳優さんが出ていた!これは個人的に激アツ!

ケンのコメディの役所もおもしろかったが、完璧なバービーランドと現実社会のギャップが映画でいちばん伝えたい内容だと思った。 マテル社の重役たちが男性しかいなかったり、社会で女性が求められることだったり。でもバービーランドでは男性であるケンの立場がうすい。 どちらの世界もバランスが取れていないので、男女平等とはいえないということか?

ケンのコメディな役が見どころだった。今年で一番おもしろかったかもしれない。 広報面で炎上したけど、オッペンハイマーも観たかったりする。